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聴力検査表の見方は?
健聴者の平均聴力をゼロとして、周波数ごとの聞こえ方を表したグラフです。




 横軸は音の高さ(周波数)を表し、縦軸は音の大きさ(デシベル)を表しています。
日本・ヨーロッパ・アメリカなどの若者の平均聴力をリサーチして得られた最小可聴閾値(聞くことの出来る最も小さい音) を0デシベルとして規定しています。
グラフが下にいくほど聴力が悪いことを表しています。
ヘッドホンで検査する気導聴力は、右耳を○、左耳を×で表し、右は赤で左は青で書きます。単色の場合は左耳のポイントを結ぶ線を点線で描きます。
それぞれ左右が開いたカギ印で表されるのは、骨導聴力と言われ、骨導レシーバで直接頭蓋骨に振動を与えて検査する値です。
内耳にダイレクトに振動を伝えるため、内耳や蝸牛神経以降の状態を表し、気導聴力との関係を見ることで難聴の状態を判断する材料になります。