HOME >> よくある質問 >> 解答


必ず耳鼻科の診察を受けたほうがよいのか?
強制は出来ませんが、診察を受けるメリットもたくさんあります。

 病院が苦手の方もたくさんあり、風邪気味のときもドラッグストアで薬を買って済ませているような方も多いでしょう。 痛みやその他の異常を伴わない難聴では、なかなか病院で診察してもらうことが少ないのが現状ではないでしょうか。
聞こえが悪くなり、診察を受けたら耳垢が詰まっていただけであったとか、滲出性中耳炎で水を抜いたら良く聞こえるようになった などということもあります。
そのような方には、相談に行った認定補聴器専門店や認定技能者のいる補聴器店では、受診を勧められるでしょう。


 難聴がすすんである一定の水準より悪くなると、身体障害者の指定を受けることができるようになります。
こちら(自立支援法について)に詳しく説明してありますが、税務上の優遇や医療費の軽減なども受けることが出来、補聴器を交付・修理してもらうだけでなく 様々な利点があります。
指定を受けるためには耳鼻科専門医の検査と診察を受ける必要があり、身体障害者に該当するかどうかの判断も耳鼻科専門医の判断となります。
補聴器を購入する場合は、障害者に該当すれば金銭的なメリットも受けられますので、近距離での日常会話が成り立たないくらいの難聴であれば 一度診察を受けて相談してみると良いと思います。


 「補聴器相談医」について
日本耳鼻咽喉科学会では所定の講習と実習を受けた耳鼻科医を「補聴器相談医」に認定しています。
半数以上の耳鼻科専門医がこの認定を受けていますが、誰が補聴器相談医であるのかは、日本耳鼻咽喉科学会のホームページから 検索することが出来ます。
(社団法人日本耳鼻咽喉科学会)http://www.jibika.or.jp/