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補聴器は耳鳴りに影響するのか?
補聴器をつけると耳鳴りが気にならなくなることがあります。

  補聴器をつけて周囲の音が大きく聞こえるようになると、耳鳴りの音も同じように大きくなって聞こえるのではないかと 心配をされる方が有ります。
耳鳴りは内耳や脳など身体の中で鳴っている音ですので、外部の音を増幅する補聴器がその音を大きくすることはありません。
日中活動しているときにはあまり気にならない耳鳴りも、就寝時に周りを静かにすると段々気になってくることがあります。
ある程度の大きさの音を聞くことで、その音によって耳鳴りが聞こえにくくなることが知られており、 そのため補聴器をつけると耳鳴りが小さくなり、あまり気にならなくなる傾向があるとされています。
十分に音が聞こえないことで相対的に耳鳴りが目立ってしまうため、補聴器をつけて十分な音をいれることで耳鳴りが軽減される 効果が期待できます。


 耳鳴りの治療のために補聴器によく似た”サウンドジェネレーター”という雑音の出る器具を使って治療を行う「TRT療法」 という治療があります。
投薬や注射など決定的な治療が無く、耳鳴りを完全に消してしまうと言うのは難しいため、耳鳴りがしていててもあまりそれにとらわれないように することが治療の目的になります。かなりの改善が見られるようですので、詳しく知りたい方は下記よりシーメンスのサイトでお問い合わせください。

●シーメンスサウンドジェネレーター紹介ページ